2018年3月26日
コンニチワ。
代表のササキです。
突然ですが。
ジェットストロークはカスタムカーショップです。
カスタムカーショップと言っても色々な形態のお店があります。
〇メーカーさんが販売するパーツをそのまま車に装着するお店。
〇販売されているパーツに何らかの加工を加えて車に装着するお店。
〇パーツ自体を作り、それを車に装着するお店。
などなど。
では我々はどんなカスタムカーショップを目指しているかというと、
エンジン、ミッション、フレーム等を除き「車の外装に関しては全て自分たちの手で創れること」が我々の目指すカスタムカーショップです。
普通のカーショップ(カスタム屋)は車のデッサンやモデリングはやらないんじゃないかな。僕は出身がバイクのパーツデザイン&モデル屋さん。そこで師匠のFRP成形やクレイやワーカブルを使った造形(造型)を見て育ったから、こういうお仕事が大好きです。
それでは実例をご紹介します。
今回のプロジェクトの名前は「ベラドンナプロジェクト」です。
どこかで見たことあるような?
そうです。モチーフはこちら。
グランツーリスモに出ていたベンツ・AMG
こいつをモチーフにしながらも、オリジナリティを注いでいきます。
ここからは作業中の写真。
ウレタンやワーカブルレジンといった特殊な材料を使いモデリングを行います。
左右対称もレーザーで測ったり都度ジグを作ったりして計測しながら進めます。
全体的なモデリングが終了したら、メス型を製作する為型用のゲルコートをボディに塗り、型取りを始めます。今回は量産は考えていないので捨て型を取って製品を起こします。
捨て型の割には補強も入れてけっこうガッチリ作ってるよね。(笑)
メス型を取り終わったら、今度は型に製品用のゲルコートを塗ります。
ゲルコートが完成したら製品を貼り込みます。
貼り込み中の写真が無い・・・(泣) ごめんなさい。
スッキリ。
ワンオフならボディに直接ウレタンを盛っていってその上からFRP貼り込んでパテで修正して終わりでも大丈夫だけど、重量の問題が合ったり後々の事を考えるとある程度の状態でも良いので製品を抜いてから微調整の方がクオリティは高くなるので今回はその方法をチョイス。
業者さんの為のレクチャーブログじゃ無いんで製造工法は詳しく書かないけど、ソコソコ根気のいる仕事です。(笑)
採算だけ考えたらやらない方が良い。特に日本では。
でも夢があるでしょ?
「ナゼこの仕事を選んだんですか?」って子供たちに聞かれても胸を張って応えられるように、たまにはこのような仕事をしています。
それと、
クルマ一台作っちゃうショップが「エアロパーツの加工や造形出来ますよ~」って言った方が説得力あるでしょ?
その為でもあるかな。
ぁ、でも一番は自分がワクワクしてたいからやってるんだけどね。もう変態だね。(笑)
完成図はコチラ。 動画でご覧下さい。※本編の最後に完成動画があります。
ジェットストロークのワンオフパーツ製作専門チャンネル「JET-CONCEPT」のサイトも見てね!
それともちろん、というよりむしろ(笑)オイル交換や鈑金塗装やパーツ交換も大歓迎ですので何でもお問合せ下さいね~!
それでは今日はこのへんで! バイチャー!
ps
べラドンナプロジェクトのベースカーはベンツCLK・AMGでした♪
エアロパーツ・FRPパーツのワンオフ製作・加工・モデリング・カーボン加工&ウッド加工の専門店
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