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エアロパーツ・FRP製品のワンオフ製作・加工

クラリオン プロモーション用車両 ショーモデル製作 

東京オートサロン2019も終わり通常業務に戻ったジェットストローク。

その東京オートサロンにおいて、自社ブースでお披露目したデモカー以外に実はこのような車も製作しておりました。

クラリオン社様のコンセプトカーです。

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前後左右にクラリオン社の最先端技術(360度カメラ)が埋め込まれており、安全運転支援システム『SurroundEye』と『Quad Viewナビゲーション・NXV987D』が装着され、大画面で安心・安全な運転支援技術のデモを自身の目で確かめられる仕様になっています。

こちらの車の製作期間は驚きの1か月半。本来なら半年以上のプロジェクトですが、うちの職人さんがクラリオン様の想いにお応えしようと、年末年始返上で死ぬ気でやり抜きました。

モデルカー・ショーカー・クレイモデル・プロトタイプ・試作ならお任せ下さい。

ここでクラリオンモビリティーカー製作の行程を簡単に紹介します。

 

まずはメーカー様とのコンセプト会議の後、すぐデザイン提案。

上記のデザイン以外に数種類ご提案させて頂きましたが、ほぼ即決でこの案に決定。ざっくりとしたイメージを固めながら、ディティールを追加したラフスケッチを同時に起こします。

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本当はこの後しっかりとした3Dで色を付けデザインを提出するのですが、今回は時間の関係上省略させて頂き早速製作へ。

製作行程も本来であれば実写を3Dスキャナーで計測し、そのデータをCADに入れてデジタルでモデリングした後、3DプリンターやNCマシンを使い実車化していきますが、今回は完全手作業のアナログで進めます。

まず元のフレームに補強フレームを溶接し、その周りにFRPの板を貼り付けおおまかなフォルムを作ります。

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スケールで左右を測りながら板の切った貼ったを繰り返し理想の原型を作ります。FRPによる造形や整形は得意分野です。

大まかなフォルムが出来上がったらパテで面を成形していきます。

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本来僕らはアナログで製作する場合もウレタンやワーカブルレジンといった材料を多く使いますが、今回は一番基礎的で原始的なFRP板を重ねて成形することにしました。

どちらにもメリットデメリットはありますが、一番大切なのは品質を保ちオートサロン当日に間に合わせる事。それを大前提に工法を選択しました。

下地塗装(サーフェーサー)が入り、徐々に形がハッキリしてきました。

 

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グリルのフィンも製作します。

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この工程はパテを研ぎ、サフェーサーを塗り、パテを研ぎ・・・と根性のいる作業です。これを数回繰り返します。

そしていよいよ塗装の工程に入って参ります。

まずホワイトを塗り、次にロゴをマスキング。そしてライン取り。

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クラリオン様のコーポレートカラーはアズーロ。この鮮やかな青の色味を出すのも難しかった。だけど塗装の分野で妥協するわけにはいかなかったのでドンピシャに合わせました。

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最後はクリアコーティングをたっぷり。勿論全て自社内作業です。

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塗装風景↓

そして塗り上りがこちら。

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まだ磨き前ですがツヤツヤなのが写真でも分かると思います。ペインターは浅田。

これをフレームに取り付けていくのですが、その前に金属のモールとシートを製作しましたのでそちらもご紹介します。

まずはアルミのモールです。合計6本入ります。

旋盤を使いモールを切削していきます。この抜かれた穴にアクリルで製作したレンズを入れ・・・

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LEDウインカーを仕込みました。テールもLEDです。(協力 ジュナック様)

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モールが入るだけでボディが引き締まります。このLEDを仕込んだモールが4本。そして前と後ろのボディ中央に2本入りました。製作・ボブ工場長

 

シートもオフホワイトで座面も背もたれもワンオフ。世界で一つの一点物です。

もちろん二枚のスクリーンもワンオフです。

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完成図はコチラ。

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ホイールはパンドラ社のものをチョイス。クラシカルな雰囲気が車体にマッチしております。※弊社でも取り扱いあり

 

ナンバーもエンブレムもワンオフ。※エンブレムはアルミの円盤にレーザー加工(写真撮り忘れた)

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そして車体を積載車に積み込んで

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つみ込み動画↓

いざ会場(幕張メッセ)へ無事搬入も済み、こちらはオートサロン会場での写真 右から僕、メインビルダーの潤ちゃん、工場長ボブ、そしてなぜかレイクサイドのともくん。(笑)

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そしてノリノリな僕!!(^_-)-☆

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とても大変な作業でしたが、何よりクラリオン様に喜んで頂きましたし来場者の方々の反応も良かった!そして自分たちのスキルも上がりました。
↓会場の雰囲気

 

ジェットストロークではドレスアップカーやカスタムカーの製作を主に行っておりますが、このようなコンセプトカーの製作もお受けいたします。

詳しくはモノヅクリ事業部「ジェットコンセプト」のページをご覧ください。

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