今日はエアロパーツのニコイチ製作・バンパーのワンオフ加工についてブログを書いて行こうと思います。
ジェットコンセプトの強みはやはり! エアロパーツの加工。
人と同じじゃ嫌だ! 自分だけのオリジナリティを表現したい!
そんなお客様のワガママをカタチにするのが僕達の仕事なので、お客様の思い描く想像と要望をありったけの熱量でぶつけて下さいね!
さて! 今回はVIPCARのエアロワンオフ加工です。
まずこちらの写真はエイムゲイン・シグナス17クラウン用
続いてこちらは同じくエイムゲインの純VIP GTレクサスLS用。
この二つのバンパーをニコイチ(二個を一個にくっつけ合わせて加工すること)して行きたいと思います!
まずは見て下さい!
車格が全然違うので、大きさもコーナーのR(角度)も全然違う・・・・。
これはいけるのだろうか・・・
いや、いけるかいけないかではなく、いくんです!!!
他社じゃ出来ないこと。出来たとしても嫌がられるようなこと。
それを喜んでお受けし、カタチにする。 それがジェットコンセプトの使命です。
まずは17クラウンの方は取り付け部のみを使用するため、余分な部分をカットいたします。
LSのバンパーも使用する部分以外はカット。
そしてこの二つのバンパーを結合させる際、横のRが全く合わないのでスリット状にカット。
更に中央部もカ細かくカット。 角度を変えるためです。
そしてバラバラになった破片たちを集め、一度仮合わせを行います。
うーん。全体像が見えてきましたね~!!
そしていよいよ裏側からFRPを張り込んでいきます。
おっと、その前に。
エアロパーツが動かないように常磐に固定します。
お次は表面からアルミテープを貼り、FRPを張り込む準備をして裏から張り込みます。
FRPが乾いてアルミテープを取った状態がコチラ。
アルミテープの跡が多少は出ていますが、ほぼ理想通りに貼れたのでパテの使用量を最小限に抑えることが出来そうです。 塗装してしまえば見えない所ではありますが、絶対に手は抜きません。
こちらは側面部分です。
アルミテープを外側から貼ることで、ガイドの役目を致します。
ガイドのテープ貼りが終わったらまた裏からFRPを張り込みます。
硬化したのち、ガイドのテープを剥がすと・・・
こんな感じ!
こちらもガイドラインで貼ったアルミテープの精度が高かった為、ほとんどドンピシャな面が出来ています。
パテの使用量を少なくする秘訣はここにあるんですよ!
正面
斜め45度から
これでFRPの張り込み作業は終わりました。
お次はパテを使った面成形に入って行きます。
まずは板金パテorファイバーパテを使用し、エッジを立たせながらスッキリとした面を作ります。
パテを塗ってはサフェイサーを吹いて面を見て・・・
この作業を数回繰り返し、徐々にキレイな面が整ってきます。(最後までエッジは落としません)
こちらはパテサフ(スプレーパテ)といって、通常のサフェイサー(下地塗料)より粘度が高く肉厚の付きやすい塗料を吹いたところ。
先ほどのくっきりラインも健在です。
ここまで来たらエッジを均一に丸めるように成形し、全体的な巣穴を拾って面を微調整し、塗装に入ります。
こちらが塗りあがったバンパーです。
今回はちょいとアクセントを加える為に、サイドのダクト部分をマットブラックで塗装いたしました。
マスキングをして、下地処理をした後、マットブラックで塗装致します。
どうですか? かっこいいでしょ??
全体的な完成図はコチラ
お客様にも大満足を頂きました!!
皆様からのワンオフ加工のご依頼!お待ちしております!!
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